人的資本経営Human Capital Management

人的資本経営イメージ
  • 方針・指針・現状
  • ガバナンス
  • KPI・取り組み

方針・指針・現状

当社が考える人的資本経営と戦略

人的資本の価値を高めるためには会社全体にビジョンが浸透し、社員一人ひとりが自分らしく力を発揮しながら人間的な成長を果たしていくことが重要と考えています。それに向け計画的に投資を行い、人材の価値を最大限に引き出せる環境づくりに取組みます。

人材育成方針

イズミグループは地域社会の一員として地域活性化やお客さまの生活の質向上に携わることに誇りや喜びを感じ、地域貢献できる社員の育成を目指しています。また、リアル店舗は人の価値がすべてという考えのもと、お客さまのニーズや社会環境の激しい変化に対応するため、創業から継承しているイズミDNA「革新」「挑戦」「スピード」を大切にしており、常に好奇心を持ち自らが一段上の仕事にチャレンジする自立した人材の育成を目指します。

環境整備方針

働く目的や求める働き方、キャリアに対する価値観が多様化する中、多様なバックグラウンドを持った従業員が個々の考え方や事情に応じて柔軟な働き方を選択でき、性別・年齢・学歴等によらず意欲や能力に応じて自分らしく活躍できる環境づくりを目指しています。

イズミが目指す理想の姿

「社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける。」という理念のもと、街に暮らす人々が集い憩う場所の創設、そして地元の行政や産業と連携しながら街の魅力アップに取り組むことで、地域社会の活性化を牽引する中心的存在になることを目指しています。

イズミが大切にしていること

イズミが大切にしていることイズミが大切にしていること

イズミの目指す将来像を実現するための課題

当社の目指す将来像や長期ビジョン・中期経営計画を実現するための課題を整理しました。
重要度に応じて6つの主要課題を特定しています。

イズミの目指す将来像

経営計画

取り組む課題

  • 人材育成
  • エンゲージメント向上
  • 採用と定着
  • ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン
  • 健康経営
  • コンプライアンス
私たちの人的資本の現状​​

私たちの人的資本の現状​​

ガバナンス

推進体制

人的資本経営・開示は取締役会の諮問機関の一つである「サステナビリティ委員会」にて計画・立案・提言を行い、取締役会に上程、報告を行います。
また、サステナビリティ委員会内に分科会「人権・DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)分科会を設置し、人的資本経営についてのリスク管理や委員会が指示した業務について検討・遂行を行う体制を整えています。
「人権・DE&I分科会」は責任者を人材戦略担当役員である管理本部長が担当しており、経営戦略と人材戦略が連動した人的資本経営の実現を目指しています。
開催頻度はサステナビリティ委員会は年に4回、人権・DE&I分科会は年8回開催しています。

サステナビリティ委員会組織図

人権・DE&I分科会の役割

人権・DE&I分科会の役割

KPI・取り組み

人的資本KPI

成功への道のりを明確にするため、私たちは目標を定めています。

→ SCROLL

※1 将来の経営幹部を育成するための選抜プログラム
※2 鮮魚・精肉・惣菜・青果部門における技能資格基準
※3 「利益額/人件費-1」(利益額の内訳は営業利益+人件費)
※4 25歳までの正社員を対象とした親元等に帰省する旅費を補助する制度
※5 「夫は外で働き妻は家庭を守るべきである」といった考えについてどう思うかという問いに対し「やや反対」「反対」と回答した社員の割合
※6 チャット健康相談やオンライン診療が可能なヘルスケアアプリ

主な取り組み​​

人的資本経営を実践するためは経理戦略と人材戦略の連動が必要であると考えます。
また、個人の能力や価値を最大限に引き出すために具体的な取り組みを行います。

人材育成

私たちの目指すビジョンの実現には社員の成長が必要です。経営理念やイズミの目指す将来像を実現するために階層研修に加え、経営人材育成を目的とした選抜研修を行っています。
階層別研修においては当社の強みである生鮮食品・惣菜の更なる強化を目指し、「生鮮技能ライセンス」の取得促進、「食品安全ライセンス認定試験」の実施を行うなど、実務スキル習得及び向上に向けて研修を行っています。また、自ら学ぶ自立した人材を育成するために、自己啓発を支援しています。

エンゲージメント

社員が経営理念に沿って地域とお客さまの生活に貢献することにやりがいを感じ、仕事を通じて自己成長を果たすことが、社員と会社双方にとってベストな関係だと考えています。会社のビジョン実現のために、エンゲージメントサーベイを活用し、その結果から見える課題を解決しています。

採用と定着

人材確保の観点から若年層の離職防止に取り組んでいます。ワークインライフ意識の浸透や安心して働くことができる環境づくりが重要と考え、帰省旅費補助や奨学金返済支援を行っています。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

①多様性の確保「街の核」となることを念頭に変革を目指す当社は、多様な価値観をもつ社員が個性や専門性を発揮することが競争力の源泉であると考えています。多様な社員の能力が最大限発揮できる環境はイノベーションを生み出し、企業の価値創造につながることから、多様な人材の採用、理解を深めるための研修を行っています。

②女性の活躍当社の目指すジェンダーギャップ解消の姿は「会社や組織のあらゆる意思決定の場に女性が当たり前に参画している状態」です。2014年より当時の人材戦略担当取締役をトップとした「ゆめcanプロジェクト」(ダイバーシティ推進プロジェクト)を設置しており、人事部と連携し、多様な人材が活躍できる環境を目指しています。
また、男性の育児休業取得を促進するため、取得時にはフォロー人員を本社から派遣したり、販売部・営業推進部・人事部で調整を行い、会社全体で取得しやすい環境づくりに努めています。

健康経営の推進

当社で働く社員の95%以上が地元の方であるため、社員の健康を守ることは地域の健康を守ること、という考えのもと、社員の健康づくりを支援し、地域の健康寿命延伸に貢献できるよう、健康診断結果高リスク者対応、特定保健指導実施、健康セミナー開催、ヘルスケアアプリの活用、労働災害の防止・削減に努めています。

コンプライアンス

当社は、社員やお取引先様が通報できる内部通報窓口や、女性専用通報窓口を設置しています。通報内容の適切な対応により、より相談・通報しやすい通報窓口を目指します。 また、法令遵守の意識を高めるためコンプライアンス研修を行っています。