一人ひとりに寄り添い希望あふれる「持続可能な未来」をめざします。

イズミは1961年の創業以来「みなさまの夢に寄り添い、
共存共栄すること」を信条に一歩一歩、
誠実に粘り強く前進してきました。
これからも希望あふれる「持続可能な未来」をめざして
サステナビリティを指針に、イズミグループ一丸となって歩み続けます。

youme

sustainability

  • お客さま
    お客さま
    高品質な商品とサービスの提供を通して、より便利で快適な暮らしへと導きます。
  • 地域
    地域
    雇用創出や商店街との回遊性を構築することによって活気を生み、経済効果をもたらします。
  • テナント
    テナント
    「ゆめタウン」を舞台に店舗づくりの成功事例を作り、さらなる発展につなげます。
  • 社員
    社員
    地域への貢献を誇りや喜びと、人間的成長につながるやりがいを生み出します。
SDGsGOALS

当社では、2021年10月12日開催の取締役会において、代表取締役社長を委員長とした全社横断的な組織であるサステナビリティ委員会を設置し、「サステナビリティ基本方針」を策定、公開しました。加えて、社会面における「調達方針」「人権方針」「ダイバーシティ&インクルージョン方針」、環境面における「気候変動対応方針」「TCFD提言に基づく対応」を策定、社会環境の変化に対応したマテリアリティ(重点課題)を抽出・特定し、サステナビリティ推進に取り組んでいます。

トップメッセージ

  • 日々の貢献が暮らしやすさを育み、
    また新たな豊かさへ…そんな、
    長期的な「夢」こそ私たちが目指すものです。

    町田 繁樹 代表取締役社長

     私たち企業は、地域や社会と無関係には存在できません。創業以来その信念を形にしてきたのが「地域一番店」という言葉であり、「地域・お客さま・社員・テナント」というイズミ4つの夢でした。従業員の多くはその地域で暮らす一員であり、その家族も例外ではありません。テナント様やお取引先様も同様です。互いに影響し合う共生の関係性のなか、私たちは生き続けています。
     しかし一方、気候変動や災害、または少子高齢化などの社会変化はそうした持続可能性を脅かすものです。2014年以降西日本で多発した自然災害で、私たちは持続があたりまえのものではないことを学びました。地域に住まう被災者自身として、また逆に、生きるための糧を地域につなぐライフラインの担い手として、その“有り難さ”を痛感したのです。

  • 町田 繁樹 代表取締役社長

 2021年制定の経営理念「社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」は、創業以来の想いを基盤に、これまで以上に積極的に地域へ関わっていく決意を宣言したものです。その想いは長期目標である「『暮らしやすく、人口が増えるまちづくり』への貢献」や2023年制定の「イズミグループ健康経営宣言」にも受け継がれています。
 持続的な社会の実現には、強い想いと同時に日々の具体的な努力が欠かせません。そのために必要な数々の取り組みを●地域・お客さま ●環境 ●安全・安心 ●ダイバーシティ という4つのマテリアリティ(重点課題)に集約し、2050年までに目指す姿として「youme MIRAI Action」を掲げ、日々取り組みを重ねています。
 例えば各地の自治体と結んだ「災害時における物資協定」や「避難施設の協定」は60を超えます。毎年その数は増え続け、雇用創出や産業振興、子育て支援まで含めた総合的な「包括協定」まで加えるとその数は100以上となります。また、持続的な事業活動に影響を及ぼす可能性がある気候変動問題に対応するため、店舗運営に伴うCO2排出量・プラスチック製レジ袋使用量の削減に取り組んでいます。
 サステナビリティとは良い循環が続いていくことでもあります。ゆめタウンでは地元自治体や組織と協働した子育て支援センターの設置にも取り組んでおり、今後フロア丸ごとを支援センターにする店舗の計画もあります。こういった場所をきっかけとしてご家族連れや若い世代でにぎわえば、ご高齢のお客さまにも活気をお楽しみいただけますし、何より街に動きが出てきます。子育て支援環境を魅力と考え移住される方も増えるかもしれません。やがて生まれたお子さまが新たなお客さまになってくださる…そんな長期的な夢も、サステナビリティのやりがいの一つだと考えています。これは社内においても同様で、子育て中の従業員に限らずさまざまな状況の従業員が働きやすい休暇制度や支援体制を具体的に、一つひとつ整備し人的資本経営の強化に努めています。

 豊かさは、一つひとつの具体的な取り組みによって守られ、積み重なり、未来へと続いていきます。イズミグループはこれからも、“事業活動”と“社会課題の解決”の両立に挑み、具体的な実行策をもとに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。今後とも変わらぬご理解・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社イズミ
代表取締役社長
町田 繁樹

サステナビリティ基本方針

  • 1.
  • 未来を見据えた長期ビジョンを策定し、事業を通じて社会課題の解決に取り組みます。
  • 2.
  • すべてのステークホルダーと良好な信頼関係を築き、対話を通じて、共に社会に対して責任を果たします。
  • 3.
  • 地域とともに発展するため、地域に根ざした活動に取り組み、より良い生活環境を維持・向上させる活動を通して、長期的な価値を提供します。
サステナビリティ経営の推進体制と機能

当社は事業活動を通じて社会への新しい価値を創造し、社会と地域、弊社相互の持続可能性を追求するサステナビリティ経営を推進するため、取締役会の諮問機関の一つとして、委員長を代表取締役、副委員長を経営戦略担当取締役である経営企画本部長、並びにサステナビリティ担当執行役員であるマーケティング本部長とするサステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティに関する重要課題について協議することで、より本格的に持続可能な経営及び成長戦略の実現を目指しています。尚、サステナビリティ委員会は年に複数回(少なくとも年2回以上)実施され、内容については、取締役会に報告いたします。
①サステナビリティ委員会は、グループ全体を通じたサステナビリティ戦略及び取組みに関し企画・立案・提言を行い、取締役会に上程、報告をする ②サステナビリティに関わる経営の基本方針、事業活動の方針、戦略に関し、進捗管理等の審議を行う ③サステナビリティ委員会内に分科会を設置し、関連リスクの管理及び、委員会が指示した業務を検討・遂行する機関として設置する

サステナビリティ委員会の位置づけ
サステナビリティ委員会の位置づけ
マテリアリティ(重点課題)の特定

社会における課題と事業活動における双方の課題を特定し、重要度を確認しマテリアリティ・マトリックスを作成して、重点的に取り組む課題を特定しています。
社会および事業活動を取り巻く環境が著しく変化するなか、企業価値を持続的に向上させることを目的に長期ビジョンとして目標を設定し、重点課題の達成に向けて取り組んでまいります。

マテリアリティ(重点課題)特定のプロセス

よりよい未来を次世代につなげるため、当社グループは、当社代表取締役社長を委員長とした全社横断的な組織であるサステナビリティ委員会を設置し、社会環境の変化に対応したマテリアリティ(重点課題)を抽出・特定しました。

  • STEP1

    課題の抽出

    ISO26000、SDGsの項目、GRIスタンダードを参照し、社会と当社の課題を抽出

  • STEP2

    課題の分析

    抽出した課題から社会への影響度と当社の事業への影響度からマテリアリティ・マトリックスを作成

  • STEP3

    マテリアリティの
    候補の選定

    マトリックスから課題の重要性と優先順位を検証

  • STEP4

    マテリアリティの特定

    マテリアリティと取組内容を特定

マテリアリティ・マトリックス
マテリアリティ・マトリックス
マテリアリティ(重点課題)への取組み
マテリアリティ 取組内容
地域
お客さま
地域、お客さまとともに豊かな暮らしをつくる お客さまにとって便利なお買物方法の提供(生鮮デリバリー拡大)
高齢者や単身者など様々なお客さまに配慮した商品、サービスの提供
包括協定や災害時の物資供給に関する協定を締結
地域のお客さまが集う場所の提供
環境 脱炭素社会の実現と資源の有効活用をする CO2排出量削減
プラスチック製容器包装削減、資源の有効活用
食品廃棄物、店舗から排出される廃棄物の削減
食品リサイクルの実施
安全・安心 安全・安心の提供と商品・サービスを通じた価値をつくる 衛生管理の徹底
健康に配慮した商品、アレルギー対応商品の取り扱い拡大
水産物、農産物の持続可能な調達
ダイバーシティ 多様な人材が活躍できる環境を整備する 女性の管理職比率、障がい者雇用率のアップ
ジェンダー平等、若者、高齢者等の活躍支援
ライフステージにあった労働環境の設備
マテリアリティ(重点課題)のイメージ
マテリアリティ(重点課題)のイメージ

取り組みごとの各種方針

長期ビジョン

2050年までの目指す姿を「youme MIRAI Action」として数値目標を策定するともに、取組み事項を決定しました。

目指す姿 具体的な取組み 2030年の目標 2050年の目指す姿
脱炭素社会 CO2排出量削減
  • 店舗運営に伴うCO2排出量50%削減(2013年度比)
  • 新店の店舗運営で使用する電力は再生可能エネルギー100%とする
  • 店舗運営に伴う排出量実質ゼロ
  • 再生可能エネルギー100%での店舗運営を目指し、既存店での太陽光パネル設置、再生可能エネルギー導入を進める
  • 自社の排出量(スコープ1、2)のみならず、スコープ3を含めたサプライチェーン全体で削減をする
資源循環社会 プラスチック対策
  • プラスチック製レジ袋の使用量を80%削減(2018年度比)
  • 使用するレジ袋の素材は、バイオマス等へ変更
  • プラスチック製レジ袋の使用量ゼロ
食品ロス・
食品リサイクル対策
  • 食品ロスを50%削減
    (2018年度比)
  • 食品ロスを80%削減
    (2018年度比)
  • 食品廃棄物のリサイクル率70%
  • 食品廃棄物のリサイクル率100%
自然共生社会 生物多様性の保全
  • サステナブルな商品の取り扱いを拡大し、エシカル消費を推進する
サステナビリティの取組み(動画)

「youme MIRAI Action」(SDGs編)
お店に行くことがMIRAIにつながりますように。

youme MIRAI Action(SDGs編)

「youme MIRAI Action」(SDGs編)
お店に行くことがMIRAIにつながりますように。

2024/03/21
youme MIRAI Action(30秒)

「youme MIRAI Action」(子ども未来編)
youmeの一日が、MIRAIにつながりますように。

youme MIRAI Action(子ども未来編)

「youme MIRAI Action」(子ども未来編)
youmeの一日が、MIRAIにつながりますように。

2024/10/28
youme MIRAI Action(子ども未来編) (30秒)

2050年までの目指す姿
「youme MIRAI Action」を達成するための活動をご紹介します。

「youme MIRAI Action」ゆめタウン・ゆめマートの取組み

2050年までの目指す姿
「youme MIRAI Action」を達成するための活動をご紹介します。

2023/09/21
「youme MIRAI Action」ゆめタウン・ゆめマートの取組み(8分)

  • 「ゆめモール西条」オープンへの道のり

    2022/12/29
    「ゆめモール西条」オープンへの道のり(6分34秒)

  • 【工場見学】制服がエコバッグに|どうやって生まれ変わる?

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    【工場見学】制服がエコバッグに|どうやって生まれ変わる?(1分31秒)

  • 「ゆめタウン飯塚」サステナブルな社会のために

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