イズミグループ 社会・環境報告書2025
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株式会社イ ズ ミ  代表取締役社長 町田 繁樹72025 社会・環境報告書 トップメッセ ージ 私たち企業は、地域や社会と無関係には存在できません。創業以来その信念を形にしてきたのが「地域一番店」という言葉であり、「地域・お客さま・社員・テナント」というイズミ4つの夢でした。従業員の多くはその地域で暮らす一員であり、その家族も例外ではありません。テナント様やお取引先様も同様です。互いに影響し合う共生の関係性のなか、私たちは生き続けています。 しかし一方、気候変動や災害、または少子高齢化などの社会変化はそうした持続可能性を脅かすものです。2014年以降西日本で多発した自然災害で、私たちは持続があたりまえのものではないことをじ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」は、創業まちづくり』への貢献」や2023年制定の「イズミグ学びました。地域に住まう被災者自身として、また逆に、生きるための糧を地域につなぐライフラインの担い手として、その“有り難さ”を痛感したのです。 2021年制定の経営理念「社員が誇りと喜びを感以来の想いを基盤に、これまで以上に積極的に地域へ関わっていく決意を宣言したものです。その想いは長期目標である「『暮らしやすく、人口が増えるループ健康経営宣言」にも受け継がれています。 持続的な社会の実現には、強い想いと同時に日々の貢献が暮らしやすさを育み、また新たな豊かさへ…そんな、長期的な「夢」こそ私たちが目指すものです。

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