回収した衣類からできた糸を使用した商品店頭での回収活動回収ボックス食品廃棄物の31 2025 社会・環境報告書「服のMUDA ZEROプロジェクト」のシステム 大盛況の「こども服リユースマーケット」 不要になった衣料品の回収活動「服のMUDA ZEROプロジェクト」を通じて、資源循環の推進に取り組んでいます。この活動では、衣類を一度繊維に戻し、新たな糸や生地、衣類として再生・活用することで、廃棄物ゼロを目指しています。6月と8月には「傘の買い替えキャンペーン」を実施し、傘を生地や骨組みに分別してリサイクル。いずあらなどの食品廃棄物が排出されます。担当者は廃棄物の分別管理を徹底。再生利用することで、焼却処分によるCO₂排出量を削減しています。東広島市の店舗で出た調理くずは、有機肥料に生まれ変わり農業に活用されています。 2025年4月から、福岡市・北九州市と連携して、家庭から出る使用済み食用油の回収を行っています。「ゆめタウン博多」など4店舗に回収ボックスを設置し、集まった廃食油を専門業者でバイオディーゼル燃料に再生。普段は廃棄される食用油を軽油の代替燃料として活用し、CO₂排出量削減に貢献しています。れも、回 収に参 加され たお 客さまには値引き販売をするなど、環境と家計にやさしい 取り組みです。2024年度のリサイクル率 2 0 2 4 年から「ゆめキッズ 」売 場で、不要になったこども服の回収活動を始めました。21店舗に持ち込まれた服は、1点ずつ状態を確認し、サイズ別に仕分け。その後、「ゆめタウン廿日市」と「ゆめタウン久留米」の2店舗で「こども服リユースマーケット」を開催し、手頃な価格で販売しました。愛着ある服を次の人へ引き継ぐ仕 組みとして 、多くの方にご 利 用いただきました。 2021年から、従業員の制服を再生利用する取り組みを実施しています。2024年にはトート型のエコバッグに再生。肩にかけて使えるよう、持ち手を長めにした点が特長です。毎年恒例の抽選企画でお客さまにプレゼントし、ご好評をいただきました。 資源の有効活用へ衣料品や傘を回収資源の循環を推進食品廃棄物を有機肥料に リサイクル 店舗の食品部門では、野菜くずや魚の使用済み食用油を福岡県内4店舗で回収こども服の回収とリユースマーケット不要になった制服をエコバッグに再生省資源リサイクル©Mercis bv※食品リサイクル法の 算出方法に基づく省資源リユース店頭にお知らせを設置省資源リサイクル持ち運びに便利なトート型エコバッグリサイクル店頭の廃食油回収ボックス未再生42.7%再生57.3%リサイクル・リユース推進
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