イズミグループ 社会・環境報告書2024
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「夢」あふれる未来へこれからも地域とお客さまの暮らしを支え続けます72024社会・環境報告書トップメッセージ株式会社イズミ 代表取締役社長山西 泰明 イズミグループは創業60周年を機に経営理念を「社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」と定めました。その実現に向けて「地域・お客さま」「環境」「安全・安心」「ダイバーシティ」をマテリアリティ(重点課題)に、事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。 私たちが掲げる長期目標は「『暮らしやすく、人口が増えるまちづくり』への貢献」です。「ゆめタウン」などの店舗を便利で快適な商業施設であると同時に、地域コミュニティを活性化する「街の核」にしたいと考えています。出店エリアの行政とは包括連携協定を結び、雇用創出や産業振興、防災、子育て支援といった地域課題の解決に協働。市民団体や企業とも連携して、活気を呼び込む取り組みをしています。その一例が、2023年7月に開業した「ゆめタウン飯塚」です。約100の専門店を導入して最新トレンドを紹介しながら、地元産品も積極的に発信。子育て世代を中心に、幅広い世代の方にご来店いただき、連日にぎわいを創出しています。地域のみなさまの交流拠点となるよう、新しい取り組みとしてウォーキングコースなどを整備しました。 加えて小売業の使命として、ライフラインの維持にも努めています。災害発生時には店舗周辺エリアに支援物資を供給し、避難場所の提供もしています。2023年10月に広島県大竹市で発生した大規模断水に際しては、「ゆめタウン大竹」「ゆめマート西栄」の従業員が早朝から、駐車場への仮設トイレの設置に奔走。飲料水や軽食も急遽手

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